考動人・山本です
2003年9月の考・動・人


2003年9月28日 「千里フォーラム21」 「平和がほしい!もうお父さんを殺さないで!」 吹田市民会館

8月に「第4回あしなが国遺連のつどい」を成功に導いた岡崎祐吉氏

 衆議院議員藤村修後援会主催の「第82回千里フォーラム21」が吹田市民会館で開催され、あしなが育英会国際部門担当の岡崎祐吉氏(34)が、8月に開かれた戦争遺児のつどいについて講演をされました。

 冒頭、岡崎さんは、2歳のときに父親を踏切事故でなくし、その後、母親が彼と乳飲み子の弟を抱えて経済的に苦労されたこと、大学生の時に参加した「遺児たちのキャンプ」で自分の将来を自覚したこと、大学4年の時のイスラエル滞在中に湾岸戦争が勃発し、死ぬかと思った体験、ニューヨーク大学で心理学を学んだことなどを話されました。

 逆境、苦境を体験された岡崎さんは、この8月に、イラクで米軍の空爆で親をなくした子供たち、ニューヨークの爆弾テロで親が犠牲になった子供たち、アフガニスタンの空爆遺児ら6カ国から33人の戦争遺児たちを日本に迎え「第4回あしなが国遺連(国際遺児連盟)のつどい」を開催しました。

 初めは、目を合わせようともしなかったイラクの少年とアメリカの少年が、キャンプで寝起きを共にし、一緒に食事を作り一緒に食べる日を重ねるにつれ、いつしか、同じラグビーボールを蹴るようになり、7日間のキャンプ最終日には、アメリカの少年が、イラクの少年に歩み寄って抱きしめ「もうお父さんを殺さないで」の気持ちを共有するに至りました。

 関空に降り立ったとき、イラクの子供が「日本の空には鳥が飛んでいる」と驚いたそうです。各国の子供たちが、自分の国に帰り、日本での体験を回りの人に話し、戦争のない世界を実現してくれると信じて岡崎さんたちの地道な活動はこれからも続きます。(山本 ゆき)






講演する山本
2003年9月27日 キャリアパートナーセミナー 「政治は自分事」 (阪急グランドビル)
 NTTの契約社員を対象としたセミナーに講師として招かれ、「政治は自分事」と題して講演しました。

  これからの社会では、行政がすべての住民の要望に応えることは不可能。市民の自発的な地域活動が不可欠となる。どんなボランティア活動でも、必ず政治にぶつかる。政治は身近なものだ。民主主義を定着させるためには、「会社人が社会人になる」ことと、寄付の文化を育てることが求められているという内容の話しをしました。




2003年9月27日 「被害者の声を聴く」 NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター主催 (クレオ大阪中央)

左から三木教授、坂井さん、坂口さん、米村さん
 NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター主催の「被害者支援市民講座」第1回「被害者の声を聴く」が開催されました。
  第1部は、被害者たちが制作した人形劇「悲しみの果てに〜絶望〜」の上演、2部では、全国犯罪被害者の会・関西の坂井尚美さん、坂口まゆみさん、交通死遺族の会・命のメッセージ展実行委員の米村幸純さんの3人が、被害者としてのつらい経験を話されました。コーディネーターは、三木善彦大阪大学教授。
  会場には、大阪府警の警察官や少年院の指導員、住職なども参加し、被害者の声に耳を傾けました。

 一人でも多くの人が、被害者の生の声を聴き、被害者の苦しみを共有することが大切です。日本の司法制度の矛盾をただし、被害者の心のケアや日常生活の支援体制を整備し、少なくとも2次被害は防がなければならないと思いました。(山本ゆき)





左から山本、木倉敬之氏、小島茂氏

2003年9月25日 連合近畿ブロック年金シンポジウム「どうする年金制度改革」(大阪リバーサイドホテル)

 連合近畿ブロックが、年金シンポジウムを開催し、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山から約130名が参加。厚労省の木倉年金課長、連合の小島生活福祉局長とともにパネリストを務めました(コーディネーターは連合大阪の藤井政策局長)。

 私は、「所得代替率とか、保険料20%で固定とかが議論を呼んでいるがそれは厚生年金の話だ。年金改革の要諦は、空洞化が進む国民年金改革にあるのではないか。趣旨が不明確な基礎年金制度を廃止し、国民年金を含めて所得比例年金にすることが、これからの日本社会にふさわしいのではないか」と問題提起をしました。


2003年9月13日 NPO法人エコデザインネットワーク主催 「大阪湾クルーズ」(「大阪湾は生きている会議」)

「夢咲号」で大阪湾を一周

 循環型都市再生・自然再生の大阪モデルの作成を手がけるNPO法人エコデザインネットワーク主催の「海洋リゾート資源の豊富な大阪湾を船で巡る『大阪湾クルーズ』に参加。

  コンテナによる海上輸送の荷揚げを受けての大型トラクターによる陸上輸送ルートを住宅や集客地域から切り離すこと、日照がきついので緑豊かな環境を整備し、野鳥や魚も集まる、ゆったりとした住空間を形成することなどの課題が見えてきます。

  大阪港地域は、アジアトレードセンター(ATC)やワールドトレードセンター(WTC)など、大阪市が第3セクター方式でバブル期に建設した施設があり、この活用も課題ですが、これは難問です。


2003年9月11日 大阪府中部広域防災拠点開所式

左:田中誠太大阪府議会議員 中央:山本

 大阪府が府内中部地区の災害応急活動拠点として整備を進めてきた府中部災害防災拠点が完成し、開所式が行われました。

 阪神大震災時に、救援物資の搬送で大活躍した八尾飛行場に隣接しています。総面積は5.4ヘクタールと甲子園球場の1.4倍の広さ。総工費は、空港内に残された形となっていた民有地の買収費用が加わるため、93億円にのぼります。

 使用期限が過ぎないように備蓄食料品は、市民が参加しての災害訓練に供出するそうですが、参加者からは「北朝鮮に送るなよ」との声もあるそうです。

 

 

2003年9月6日  彦八まつり 上方落語発祥の地・生國魂神社(大阪市天王寺区)

六代目・笑福亭松喬師匠と
 上方落語協会主催の彦八祭りは今年で13回目。上方文化、上方落語が人々に更に愛されるようにとの願いがこめられた上方落語家総出演のお祭りです。

 上方落語の祖と言われる米沢彦八が元禄のころ、辻(つじ)ばなしを始めたのが大阪・生玉だそうです。当時、神社周辺は大道芸人が技を競い、大賑わい。ちょっとやそっとでは、人の足を止めて注目させることができないので、初代彦八は歌舞伎狂言をまねたり、二代目は三味線を使ったりと工夫を凝らし、辻話をやったと言われています。

 神社の参集殿では奉納落語、境内では噺家一門の屋台が軒をつらね、桂三枝の「ゲームセンターオヨヨ」、六代目・笑福亭松喬一門は「カレーなる一門」の看板を掲げてカレーとパンを販売。

 上方の文化を守り発展させていこうとする噺家の皆さんにエールを送ります。
彦八祭りのマスコット


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