考動人・山本です
2007年1月〜6月の考動人


6月13日 民主党難病対策推進議員連盟 (参議院会館)

 民主党難病対策推進議員連盟(会長:山本孝史 事務局長:谷博之)の集会が開かれ、厚生労働省に対して、難病対策に関する平成20年度予算要望並びに施策等の申し入れを行いました。

  あわせて外務省に対して、障害者権利条約の批准に向けた政府の取組み状況について、説明を求めました。日本は障害者権利条約の署名をしていません。国内関連法との整備に時間を要しているとのことですが、日本政府の人権感覚が問われているのだと思います。

  また、障がい者や難病の人たちに対する特定求職者雇用開発助成金の制度拡充に向けて、厚生労働省に現状の説明と、さらに利用者が増えるような制度改善を求めました。

 

6月10日 患者マネジメントセミナー (主催 いいなステーション)
 がん患者会のマネジメントセミナーに参加しました。和田ちひろ・いいなステーション代表がファシリテーターを務めるシンポジウムがあり、「まゆりんの乳がん騒動記」管理人の野田真由美さん、NPO法人グループ・ネクサスの片山環副理事長から、それぞれが関わっている患者会の運営についての話があり、人材の育成、資金調達、活動の活性化などをめぐって意見が交わされました。また、竜崇正・千葉県がんセンターセンター長、吉田和彦・NPO法人キャンサーネットジャパン理事長からは、医師と患者会の関係についての話があり、患者会の重要性を改めて認識しました。

シンポジウム

交流会で和田ちひろ・いいなステーション代表、竜崇正・千葉県がんセンターセンター長と
 

 

6月6日 逆転の夏 参議院選挙で勝利を誓う 民主党パーティー 
 民主党の2007年のパーティーがで都内のホテルで開かれ、夏の参議院選挙での勝利、国民のための政治の実現を誓い合いました。

 

5月26日  ことしもまた、新たな縁(えにし)を結ぶ会 ’07!
 大熊由紀子さん(元朝日新聞論説委員)を接点とする「えにし会」に妻と一緒に参加しました。

 一部は、記録映画作家・羽田澄子さんなど、医療や福祉に携わっておられる6名による濃縮シンポジウム「輝いて、自宅で〜終わりよければすべてよし〜」がありました。

  私は、二部のトークライブにしか参加できませんでしたが、10分ほど話す時間をいただき、「救える命を救えないのは政治の問題」と常に心にある思いを語りました。

  毎日、毎日、がんと向き合う生活ですが、えにしの会で医療や福祉現場で頑張っておられる方々、議員や行政、メディア、教育関係者など多くの方にお会いし、様々なチャレンジ話を聞いて、元気をいただいて帰ってきました。

  昨年5月のえにしの会で、私は、抗がん剤で髪の毛の抜けた頭にバンダナを巻いて参加し、事実上のがんカミングアウトを果たしました。あれから一年が経ち、また、来年も絶対参加させてもらうぞと思いました。

 

 

5月23日 国会がん患者と家族の会

右から福島社民党首、鴨下一郎(自民)、仙石由人(民主)衆議院議員、山本、渡辺孝男(公明)参議院議員
 5月の策定をめざす、がん対策推進基本計画の事務局案をめぐって、協議会の患者側代表委員を招いて、協議会での議論や事務局案の問題点などについて意見を聴きました。

 会議には、厚生労働省の外口健康局長ら担当者の他、がん患者会の方々も参加されました。出席した国会がん患者・家族の会のメンバーからは、今後も協議会を適時に開催することや、患者代表が参加した協議会という新しい試みを今後も大切にするようにとの発言がありました。

 

5月22日 角谷浩一の「永田町コンフィデンシャル」のインタビューを受ける

政治ジャーナリスト角谷浩一氏(左)のインタビューに答える
 「永田町コンフィデンシャル」は毎月1回のペースで政界のキーパーソンに政治ジャーナリスト角谷浩一氏が、直撃インタビューを行う番組で、今回は山本がインタビューを受けました。

  この日は、山本ががん患者であることを参議院本会議で公表し、がん対策基本法の早期成立を訴えてから丁度1年目でした。

  患者として感じている日本の医療制度の問題について話した後、7月の参議院選挙の争点や憲法改正問題、日本の将来像について話しました。

 

5月20日 全国交通事故遺族の会

 全国交通事故遺族の会に参加しました。私も50年前に兄を交通事故で失い、遺族の一人ですが、新会員の方々の話を聞いて、私も50年前のあの日のことが思い出され、何年たっても悲しみは消えないと思いました。会員が増えるのは残念なことです。

 新会員の方々が、幼い子供を、20歳の娘を、息子を、母をと亡くしたと、居て当たり前の家族を突然失った悲しみを吐露され、相手からは何の謝罪もないとか、居眠り運転だったとか聞くとやるせなくなります。

 会では、事故の証拠となる車載監視カメラの普及に努めています。搭載車は事故が少ないという効果もあります。

  失う必要のないいのちが失われていることを感じざるをえません。

 

4月17日 がん患者会代表がお礼の挨拶
「がん対策推進協議会」の患者側委員などがん患者会の代表が、がん対策基本法の制定にあたり、尽力してくださった議員の方々にお礼の挨拶に伺いました。(写真は、尾辻元厚労大臣と患者会メンバー)

 

4月8日 がん医療シンポジウム(NPO法人キャンサーネットジャパン主催) 於:東京ウィメンズプラザ
 NPO法人キャンサーネットジャパン主催のシンポジウムに参加しました。

  初めに、キャンサーネットジャパン代表の南雲吉則氏(整形外科医)から開会の挨拶があり、1部で、藤原康弘・国立がんセンター中央病院臨床検査部長による「欧米のがん治療標準薬は日本で本当に使えないの?」〜抗がん剤治療の問題を考える上で知っておくべき事〜 と題しての基調講演がありました。標準治療とは? 未承認薬とは? 適応外使用や例外的使用の制度などについて話されました。

 2部のパネルディスカッションでは「抗がん剤治療を取り巻く種々の問題」について議論が交わされました。がん対策基本法の意義、専門職不足、未承認薬問題、適応症、施設間格差、高額化する新薬の負担は誰がするのかなど熱い討論が繰り広げられました。

 (写真上:左からコーディネーターの柳澤昭浩・キャンサーネットジャパン事務局長、藤原康弘氏、滝口裕一氏(腫瘍内科医)、山本。写真下:左から薬剤師の野村久祥氏、岩瀬哲氏(緩和ケア医)、吉田和彦氏(腫瘍外科医)

 

4月5日 第1回「がん対策推進協議会」を傍聴

 がん対策基本法の施行(4月1日)を受けて、第1回「がん対策推進協議会」が4月5日、厚労省会議室で開催されました。委員18人には、がん患者・家族・遺族の代表4名も参加しています。座長には、垣添忠夫前国立がんセンター総長が選ばれました。

 今後、協議会を舞台に、「がん対策推進基本計画」を巡っての議論が行われます。それは、日本のがん医療をよくする方向が定められるかどうかの、とても大切な議論です。患者会の皆さん、国民の皆さんには、議論の行方に注目してくださるようお願いします。(関連レポート

 

4月1日 あしなが育英会心塾入塾式(日野市)

 あしなが育英会(玉井義臣会長)が東京都日野市で運営する「あしなが心塾」の第3回入塾式に参加しました。実は、初訪問です。

 施設は想像を超えて立派でしたが、それ以上に、塾生の顔が輝いていて、自信に溢れた話しぶりに驚きました。

 「学生が切磋琢磨して成長しあう場」を東京にも持ちたい。玉井先生や職員の皆さん、そして、その思いを支えてくださった多くのあしながさんの心に思いを馳せつつ挨拶のマイクを持つと、感動で胸が熱くなり、思わず涙してしまいました。

 玉井会長は、奨学金を貸与するだけでなく心を教える育英会を創立しようとしたのは、緒方富雄先生(幕末の蘭医学者で適塾の創始者・緒方洪庵のひ孫)のアドバイスであったことを披露し、心塾は厳しく指導するが落伍しないようにと32名の新入塾生を励まされました。心塾では、著名人の講演を聞いたり、3分間スピーチや読書感想文など徹底的に指導されます。4月の講演者にはニュースキャスターの筑紫哲也さんをお迎えするとのことでした。

 安倍総理の昭恵夫人も出席され、苦労してこられた保護者の皆さんにいたわりのことばを、そして新入塾生には勉学や活動に大いに励んでくださいと励ましのことばを述べられました。

 (写真:左上から挨拶する玉井会長、山本、式風景、満開の桜をバックに玉井会長と妻と)

 

 

 あしなが育英会(玉井義臣会長)が東京都日野市で運営する「あしなが心塾」の第3回入塾式に参加しました。実は、初訪問です。

 施設は想像を超えて立派でしたが、それ以上に、塾生の顔が輝いていて、自信に溢れた話しぶりに驚きました。

 「学生が切磋琢磨して成長しあう場」を東京にも持ちたい。玉井先生や職員の皆さん、そして、その思いを支えてくださった多くのあしながさんの心に思いを馳せつつ挨拶のマイクを持つと、感動で胸が熱くなり、思わず涙してしまいました。

 玉井会長は、奨学金を貸与するだけでなく心を教える育英会を創立しようとしたのは、緒方富雄先生(幕末の蘭医学者で適塾の創始者・緒方洪庵のひ孫)のアドバイスであったことを披露し、心塾は厳しく指導するが落伍しないようにと32名の新入塾生を励まされました。心塾では、著名人の講演を聞いたり、3分間スピーチや読書感想文など徹底的に指導されます。4月の講演者にはニュースキャスターの筑紫哲也さんをお迎えするとのことでした。

 安倍総理の昭恵夫人も出席され、苦労してこられた保護者の皆さんにいたわりのことばを、そして新入塾生には勉学や活動に大いに励んでくださいと励ましのことばを述べられました。

 (写真:左上から挨拶する玉井会長、山本、式風景、満開の桜をバックに玉井会長と妻と)

 

3月17日 がん患者会合同勉強会

 国立がんセンター対策情報センターの祖父江友孝さんを講師に迎え、標記の会合が開かれました。がん罹患者を洩れなく、また重複なく把握して「がん罹患率」を知ること。それらの患者さんの5年後の生死情報を重ね合わせて、「5年生存率」を知ることは、がん対策の効果測定や方向性を定めるうえで不可欠の事業です。

 がん診療連携拠点病院での「院内がん登録」の精度の高い実施を支援するともに、地域がん登録の全国での実施を進めて都道府県単位で各種データが比較できれば、がん医療の水準向上に大きく寄与することは、先行する欧米の例からも確実です。また、がん登録の情報と、病院内における治療記録を重ねあわせれば、各病院における治療成績の向上にもつながります。

 問題は、把握洩れ(登録洩れ)をなくす対応が必要だということです。がん対策基本法には、「がん登録」との文言は盛り込めませんでしたが、参議院厚労委での附帯決議で「がん登録は不可欠の制度。院内がん登録、地域がん登録制度の更なる推進と登録精度の向上並びに個人情報の保護を徹底するための措置について、本法成立後、検討を行い、所要の措置を講ずること」を政府に求めています。

 センシティブな情報を扱いますので、がん登録制度の必要性に関する国民の理解と協力がないと実施できません。がん登録が国民の健康と生命を守るために絶対必要な制度であることを、がん患者会が先ずもって良く理解しておくことが現時点では一番求められていることです。

 

1月30日 中国残留孤児支援集会 (東京地裁判決を受けて) 日比谷公会堂
 

 1月30日の中国残留孤児訴訟東京地裁判決を受けて、同日、原告団の集会が日比谷公会堂で開催されました。判決は国の主張を全面的に取り入れたもので、大変残念な結果になりました。

  自民党、公明党の代表も出席しました。民主党を代表して私が「きょうの判決は、日本に一日も早く帰国したいと願った孤児の皆さんの心情を全く汲み取っていません。孤児の皆さんが、日本に帰ってきて本当によかったと思える日が一日も早く来るように、政党の枠を越えて、今後も一生懸命に取り組みたい」と挨拶しました。

 

 


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