「クスノキのうた     2005年9月



クスノキのうた
私がこの世に生まれた時には
庭には もう 大きなクスノキが
風と語らい風にゆれて

土深く根を張っていた
 はるか昔 鳥がはこんだ小さな木の実
 太陽と雨の恵の中で
 朽ちることなく ただただ生きてきた
 私の人生を見守り続けるクスノキよ
 緑のやわらかな光をあびて
 私はひとときの幸せをかみしめる
 この世の悲しみをつかの間忘れて

私が大人になった今もなお
自然のままに大きなクスノキは
枝の小鳥にいこいを与え
静かにたたずんでいる
 はるか昔 鳥がはこんだ小さな木の実
 愛の出逢いや別れの中で
 おそれることなく ただただ生きてきた

 ずっとずっと生き続けておくれ
 たとえ私の生命の終わりがきても
 新しい緑よ 新しい生命よ
 生き続けておくれ

 生き続けておくれ

クスノキと奥田真祐美さん

 「クスノキのうた」は、大阪出身のシャンソン歌手・奥田真祐美さんがお宅の庭にある樹齢数百年のクスノキに寄せて、彼女が作詞し、さとう宗幸さんが作曲されたうたです。

  5月につれあいが、奥田さんのコンサートで初めて聴いて、ずっと心に残っていた曲です。奥田さんは、ご自身のホームページの中で、「街中が焼けつくように暑い日中でも、家に帰るとクスノキの木陰はそよそよと風が吹き、ひんやりとした空気を感じます。」と書いておられます。いこい・いやしの「クスノキ」なんですね。

  「是非、山本のホームページで「クスノキのうた」を紹介したい」とつれあいが連絡を取りましたところ、奥田さんからすぐにCDと譜面と上の写真が送られてきました。ありがとうございました。

槻木(ツキノキ)
 つれあいの実家には、やはり樹齢300〜400年と言われる槻木があります。左の写真は「槻木と母」。右は昨年、湯沢に遊びに来た大阪の友人たち。奥田さん同様、耳を寄せて悠久の鼓動を聞いています。
 
縁側で一休み
 先祖をお迎えするお盆までにと庭の草むしりに余念のない義父。ちょっと手を休めて義母と縁側で。秋田でも気温は30度を越えています。(8月9日)


七夕絵灯ろう祭り(秋田県湯沢市)
 湯沢の七夕絵灯ろう祭りは、1702年(元禄15年)、京都の鷹司家から湯沢の佐竹南家七代義安公に14歳でお輿入れされた姫君によって伝えられたと言われています。毎年、8月5,6,7日の3日間開催されます。

 昼の絵灯ろうも夜の絵灯ろうもそれぞれ趣があります。美人画が多いのですが、中でも右の写真の絵灯ろうが、つれあいがこの夏一番気に入ったものだそうです。

闇夜に浮かぶ絵灯ろう

佐竹藩の太鼓も繰り出して
 
舞の競艶 
 左は湯沢の隣町の羽後町・西馬音内(にしもない)の盆踊りのデモンストレーション。最近は全国的に有名になり、予想をはるかに超える見物客で混雑を極め、満足にを開催できない状況とか。絵灯ろうの舞姫との競艶。


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