東日本大震災の被災地・岩手県釜石市、大槌町、山田町に行ってきました。

秋田市のNPO法人・蜘蛛の糸が、岩手県の被災地で「いのちの総合相談会」を開催。私も参加させてもらいました。1月17日は、大槌町の吉里吉里の吉祥寺で、18日は山田町の龍泉寺に地域の人たちが集まり、各地から集まったボランティアと交流し、悲しみと辛さを共有しました。

 
 
 
写真上段: 被災した家屋
中段左:債務相談にのり、再起を応援する佐藤さん(蜘蛛の糸会長)が被災現場で取材を受けている模様
中断右:まきストーブが焚かれて暖かい復興食堂
下段左:相談会会場となった吉祥寺(大槌町吉里吉里)
下段右: 相談会の模様
左:地震・津波の直後に起きた火災で焼け焦げた木 (大槌町)

被災地の民宿は、現在、工事の人たちで満杯です。お寺に宿泊する予定でしたが、女性は、ご住職の計らいで民宿に泊めていただきました。

被災した沿岸部は瓦礫の撤去が進み、更地になっていたり、家屋のコンクリの土台だけがむき出しになっている状態でした。赤い布が結びつけられたた建物は取り壊しを待っていました。釜石の市街地でも
、再開している店はごく少数。町には人影も少なく、壊れた家がそのままになっているところも多く見られました。

山田町で私に話を聞かせてくださった女性たちは、地震・津波の直後にあちこちで発生し、3日間続いた火災の恐ろしさ、白い布をかぶせされた遺体の光景が目に焼きついて離れないとおっしゃっていました。

被災して仮設住宅に入っている人、被災を免れて自宅で生活している人、かつては仲良しだったのに、今は交流が途絶えてしまった。仮設で暮らすかつての同級生に、なんと声をかけ、何を話せばいいのかという悩みも打ち明けてくださいました。

被災地の皆さんは、できるだけ明るく 生きようと振舞っておられるようですが、内面に負った傷は一生消えるものではありません。私も今回教えていただいたことをしっかりと受け止めて活動していきたいと思います
。(山本ゆき 2012年1月24日記)