大阪市立大学付属病院院内患者会「ぎんなん」に入会しました
(山本ゆき 8月8日)
 

大阪市立大学付属病院院内患者会「ぎんなん」は、全がんの患者を対象とした患者です。10人ほどの実行委員で構成され、代表は、乳がん患者の辻恵美子さん。笑顔と行動力が会員を惹きつけます。会員は5〜6種のがん患者さんたちです。

私は時々遊びに行っていましたが、この度、入会させていただきました。このような患者会が全国の病院の中に作られたらどんなに患者さんたちは助かるだろう、と思います。

「ぎんなん」は病院の相談支援センターと緊密に連携をとり、患者の悩みに対応しています。院内の患者のみならず、他病院の患者も受け入れています。医師をはじめ、病院の医療者も協力体制を敷いています。

週1回、木曜日の午後の時間帯に1階にスペースを借り、集まりをもちます。相談支援センターとは隣り同士です。相談支援センターの方は、小さな個室ですが、「ぎんなん」はオープンスペースをボードで区切って使わせてもらっています。お隣さんですので、相談支援センターに詰めている医療者と患者会の人たちは、頻繁に行き来し、交流しています。相談に訪れた患者を看護師さんが患者会に案内し、看護師さんがそのまま同席して話し合いに参加することもあります。相談支援センターと患者会、どちらを患者が先に訪ねても、相談の内容に応じて、お隣さんを紹介してあげます。距離的な近さが大きな魅力となっています。

大勢の中では話しづらいという相談者には、個別に対応できるような体制もできています。しかし、大概の患者は、すぐに打ち解けてご自分の体験や食事の悩みなど、皆の前で語ります。時には、相談支援センターでも患者会でも扱えない治療の専門的な相談もあります。その時はすぐに医師など専門職につなぎます。医療に関しては、「患者会が話してはいけないこと」などを、三者で話し合ってルールを定めています。

また、2か月に1回、「ぎんなん」主催の勉強会を開催し、院内の医師などの医療者に講演してもらい、医療者と患者の交流も深めています。勉強会のあとの懇親会には医療者も参加し、患者との関係によい影響をもたらしています。泣いたり笑ったり、本音での話が弾みます。院内の臨床心理士を講師に迎えてのピアサポートの勉強会も開催しています。私もこれから、患者さんたしと一緒に泣き笑い、多くのことを学ばせていただきたいと思います。