山本孝史の記録
第一章 いのちの政治家(5)
 

<所属しました>

厚生委員会 政策を巡る具体的な議論は委員会が舞台です。国会議員は、いずれかの委員会に所属しますが、私は40人の委員で構成される厚生委員会に所属しました。委員会運営を担当する8人の与野党理事(各党を代表して委員会運営のリーダーシップをとる役職)にも選出されました。(国会レポート 1993年10月15日)

内閣委、行政監視委 内閣委員会は内閣全般、国家の中核的課題について議論します。行政監視委員会は行政全体をチェックし、不正や問題点を正してよりよい行政を推進させる委員会です。(国会レポート2001年11月2日)


<役職に就きました>

「明日の内閣」の厚生労働大臣 昨年末に、民主党「明日の内閣」の厚生労働大臣になりました。暮れの21日には、平成14年度予算のうち、厚生労働省関連部門に関して、厚労省から説明を受けました。「先生方からの質問にお答えできないといけないから」といって、総勢30名を超す厚労省の職員が押しかけました。予算の中で、法律改正が予定されていたり、予算の大幅な増額・減額がある担当部局の職員を除くと、連日の作業で、眠たそうな人もチラ ホラ。ご苦労様。
  医療保険制度の改正、児童扶養手当の支給の見直し、年金(とりわけ、女性と年金)、ワークシェアリングの検討、そして、難病対策、在外被爆者への手当支給を巡る長崎地裁判決、狂牛病の真相解明と、新年早々から対応を求められる課題が待っています。勉強のためにと、東京の国会事務所から送った資料がいっぱいです。(蝸牛のつぶやき 2002年1月1日)

民主党参院幹事長 延期されていた参議院民主党の役員人事。若干の紆余曲折があって、私が参議院民主党の幹事長に選出されるという、意外な展開となりました。国会議員となって10年。政策は一生懸命にやってきましたが、党務の経験は乏しいのでと固辞したのですが、「それだから良いのだ」という妙な理由で、藁科会長、今泉国対委員長とベテラン陣が支えてくださるとの言葉を頼りに、お引き受けしました。
 「自民党の青木幹事長と対決ですね」と声を掛けてくださる方もおられますが、格が違います。それに、他党との関係も重要ですが、若い民主党です。社会党・民社党・さきがけ・保守系と、異なる政治経験を持つ議員の皆さんを、ひとつにまとめていくことが何より大切。民主党に新しい政治文化を作り出すことが私の仕事と受け止めています。(蝸牛のつぶやき2003年11月24日)

参議院財政金融委員長 9月26日の参議院本会議で、参議院財政金融委員長に選任されました。・・・私は平成5年の衆院初当選以来、厚生労働委員会に所属し、国民の最大関心事である、安定し充実した社会保障・社会福祉制度をめざして活動してきました。今後1年間は、これまでの厚労委での経験をもとに、さらに財政金融委員長の立場からも、国家財政再建に向けての税制や金融行政の改革に全力で取り組み、税制と社会保障制度の一体的な改革をめざします。(蝸牛のつぶやき 2005年10月1日)


<尊敬する今井澄参議院議員>

「理想の医療を語れますか」

 午前中、同僚の今井先生の大変すばらしい御質問をお聞きをいたしておりました。医療の将来像こうあるべしというビジョンを提示しながら、厚生省が財政問題だけしか対応できない、医療制度の改革について少し腰が引けていたのではないかと、そういうお話を聞いておりましたんですが、御本人がお触れになるのも気が引けられたのかしれません。もう皆さんお読みかもしれません。先生、最近御本をお出しになりまして、「理想の医療を語れますか」というこういう本で、今、長野県の地域医療の問題ですとか、日本の様々いい取組をしておられるところ、あるいは失敗をしたようなお話も載っております。・・・ヒポクラテスのお話が出ておりました。独善的な医療をやってはいけないよというお話でございましたが、国会の中も独善的なごり押しをしてはいけないというふうに思います。せっかくの、やはり知恵を出し合わなければいけない。
  ・・・・ 国民の中でやっぱり今医療に求めていることは、やはり医療の財政という問題も大切だというふうには思いますけれども、安心できる良質な医療の提供というのを一番求めているんだと思います。( - 参 - 厚生労働委員会 - 平成14年07月25日)

今井先生との思い出

 昨8日、今井澄参議院議員の葬儀・告別式に参列するため、長野県茅野市に赴きました。昨年の参議院選挙で国政に戻った私を、今井先生は「良かった」と喜んでくださって、早速に祝いの小宴を開いてくださいました。胃がん手術のため、「食事は、全部は戴けません。残しますけど、ゴメンナサイ」と仲居さんに謝っておられましたが、全部の皿に手を付けられるので、ちょっと安心しましたが、病気は進んでいたようです。
 昨年12月、私が民主党のネクストキャビネット「厚生労働大臣」を引き受けてからは、今井先生との協働作業がぐっと増えました。民主党医療制度改革案の取りまとめ、超党派の年金勉強会の立ち上げ、そして、健保法改正案審議への取り組み。「何でも言いつけてください。言われた仕事はします。でも責任者は引き受けません」。そんな言葉に、病と向きあいながら国会議員としての職務を全うしようとする先生の姿勢が見えました。(蝸牛のつぶやき 2002年9月9日)

遺言を守って

 私としては、今井澄先生の「遺言」でもある「年金を政争の具とせず、与野党の枠を超えて議論すること」を守って、与野党協議を通じて、真の年金改革につなげたいと願っています。そのための働きかけを続けます。(蝸牛のつぶやき 2004年1月11日)