さる11月27日、「21世紀への新たなる船出」(山本たかしとあゆむ会・日本新党大阪第4総支部主催)を開催しました。当日は、細川護熙日本新党代表をはじめ、多数の来賓を迎え、300人を超える皆様のご参加を得て盛会のうちに終わることができました。
細川代表挨拶要旨:
山本さんは、日頃からその活動をしっかりと伝えておられるので、皆さんもご存じかと思いますが、山本さんは長い間のボランティア活動を通じて培ってこられた感覚を、国政にしっかりと活かして活躍しておられます。私のもっとも信頼する同志の一人であり、厚生委員会に属するなど、とくに福祉政策の面で頑張っておられるのは心強いことです。
日本新党結成から2年半たちました。この間の目まぐるしい変化には、政治がつまらないと思っていた方も関心をもたれたのではないかと思います。これからも、もっと政治をおもしろくしていきたい。人々にとって政治が身近なものになり、期待に応えられるように努めていきたいと思います。
ここ2,3年で様々な変化がありましたが、日本新党が新党ブームの大きなきっかけとなったことは言うまでもありません。口先だけで「政治を変えないと」という人の多い中、荒波に向かって漕ぎ出す小舟のように、勇気をもって船出した山本さんもその一人です。私たちは、55年体制を突き崩し、本格的な変革を起こすための触媒のような役割を果たしたのです。
歴史を振り返ってみても、秀吉は中世という時代を壊す役割を演じ、家康は次の時代を固めた。大仕事は、初めから終わりまで一人でやろうとすると難しい。今、改革は2ラウンドに入っています。目先の政局の動きばかりに捉われずに、これからあるべき政治の姿を見据えながら、段階的に、目標の的を絞って一つ一つをやり遂げていく実行力が必要です。皆様とともに、山本さんを支えていきながら成し遂げていきたいと念願しています。(国会レポート第4号 1994年3月25日)
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