「ルビコンの決断」感想集 

あしなが学生からの手紙 「拝啓 山本孝史様」 (4)

昨年一年間、アフリカのウガンダへ行きました。その時、必ず持って行こうと前から決めていたものがあります。山本先生の「感謝のことば」です。周りや自分から自分へのプレッシャーで壊れそうになった時、何度も山本先生のことを思い出しました。この手紙を初めて読んだ時から今まで、山本先生のことを思い出すたびに「バトン」ということばが頭に浮かびます。

今までに辛い思い、悲しい思いをした私たちだからこそできることがある。山本先生が私たち後輩遺児に「期待して」いることは、弱者が弱者を救う世の中を作ること。

それはウガンダでも同じでした。200万人のエイズで親を失った子供たち、彼らは生まれて、親を失い、今までどん底の苦労をしてきました。彼らには彼らにしかわからない気持ちがあり、それが今の不正にまみれたウガンダ社会を変えることができるのだと確信しました。

そしてもう一つ、私が山本先生から頂いた大きな課題があります。それは、命が終わる時、「幸せな人生だった」と言えるかということです。

「大変幸せな充実した人生でした。みなさん、本当にありがとうございました。さようなら。」

こんな素晴らしい課題を頂き、山本先生には心から感謝しています。「幸せな人生だった」と言える人生ほど幸せなものはありません。

山本先生のバトンはすでに受け取りました。私ができることはほんの小さなことかもしれません。でも、想い続けていることは叶います。また心が挫けそうになった時は、山本先生からの手紙を読ませていただきますね。(あしなが心塾生・人文学部国際コミュニケーション学科5年)

 

過日に放送されました、山本先生の番組「ルビコンの決断」を拝見いたしました。

山本先生自身がガン患者であることを告白された日、テレビ画面越しに拝見したその様子を、私は今でも覚えています。

私の父も、私が幼い頃にガンで亡くなったからです。父が生きていたら…そう考えることが多々ありました。その気持ちにピリオドを打つことができたのは、あしなが育英会のつどいです。

あしなが育英会の運動の支えとなった山本先生への感謝は尽きることがありません。 (虹の心塾生・文学部心理こども学科4年)