被災地・岩手へ「慰霊と勇気」のケーナ
2012年4月22日 山本ゆき 記
「兄のランドセル」秋田公演の翌4月22日、田中健さん、田中光敏監督、「蜘蛛の糸」の佐藤久男理事長らスタッフは岩手の被災地へと車で向かいました。がれきの撤去は進んでいたものの、復興からは程遠い現実を見ました。
田中健さん 釜石埠頭にて慰霊のケーナ
釜石市の仮設住宅へ 「ケーナと語り」
いつか、被災された皆さんにも、孝史の「生きる力」を伝えられたらいいな」と思った。
いのちの電話相談を行っている佐藤さんは、印象に残っている相談者の話を書き留めている。その中から私が「孫の雷太鼓」を朗読。
大槌町の焼けた地区へ

釜石、大槌町の皆様、大変お世話になりました。「お待ちしていました」の温かいお言葉、嬉しかったです。健さんの「ふるさと」に涙を流しておられましたね。私のつたない語りでも、目頭を押さえておられましね。皆さん、元気でいてください。そして手作りの蒸しパンをたくさん差し入れしてくださった奥さん。その美味しかったこと!皆であっという間に平らげてしまいました。
被災地で、「兄ランドセル」公演を、ぜひ、実現させたいと思います。皆さん、また、会いましょうね! ありがとうございました!