朗読劇『兄のランドセル いのちの政治家 山本孝史物語』第3回 釜石公演
2012年11月25日(日) 岩手県釜石市 釜石高等学校石楠花(しゃくなげ)ホール
原作・脚本: 「兄のランドセル」(山本ゆき著 朝日新聞出版)
舞台監督: 佐藤泰王
出演: 田中健 小坂和子 田口尚樹 佐藤晴花 佐藤正和 藤原敏博 近藤美奈子
特別出演: 佐藤久男(NPO法人「蜘蛛の糸」理事長)
ケーナ: 田中健
フルート: 山﨑眞行(釜石高等学校吹奏楽部指導者)
歌「命の花」: 前川弾(DAN)
制作協力: (株)秋田ステージ (株)盛岡舞台総合研究所 (株) ライナーハウス (株)ウィズ (株)アド電通大阪
主催: 朗読劇「兄のランドセル」実行委員会
共催: 山本孝史のいのちのバトン NPO法人 蜘蛛の糸
後援: 岩手県教育委員会、釜石市、釜石市教育委員会、テレビ岩手、IBC岩手放送、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、岩手日日新聞社、岩手日報社、釜石新聞社
協力: 岩手県立釜石高等学校
御礼
第3回目の朗読劇を被災地の釜石市で行うことができました。釜石市の野田市長さん、川崎教育長さん、釜石高校の佐藤校長先生はじめ、多くの方にご協力をいただきました。ありがとうございました。
朗読劇のほかに、田中健さんのケーナ、歌「あなたがいるから」、健さんとフルート奏者の山崎真行さんの「見上げてごらん夜の星を」、釜石で被災したDANさんの歌「命の花」などにもあたたかいご声援をありがとうございました。(山本孝史のいのちのバトン代表 山本ゆき)
釜石への心からの応援 本当にありがとうございます。奥さんと共に、目標に向かい 生き抜いた姿に いたく 感動いたしました。はじめて 朗読劇に出会いました。落ち着いていて、それぞれ感情がこもっていて、とても新鮮でした。
朗読劇『兄のランドセル』を釜石で行なっていただきありがとうございました。公演の後は涙があふれ止まりませんでした。命ある限り、どのように生きるか・・・命を見つめ・・・命を大切にする・・・。これからの人生、私自身・・・。命ある限り、精一杯生きたいと思います。
災害に遭い、仮設住宅で生活をしている中で、このような催しをしていただき、今日1日、楽しく過ごすことができました。これからも頑張っていきたいと思います。きょうは本当にありがとうございました。
自分も被災者で元気をなくしていた時期もありましたが、力強く生きることの大切さを教えていただきました。ありがとうございました。
私は78才。きょうは、娘に誘われました。自分は災害を受けて、子供たちの帰る家、兄家族を失い、いまだ気持ちはクサクサしておりました。でも、今日ここにきて本当に元気がでました。夢に見た田中健さんとも出会えて最高です。その他の皆様も本当にありがとうございました。感謝です。
朗読劇というものを初めて見ました。震災で被災し、慌ただしく、追いつめられたように過ごしていただけに、心があったかくなり、静かにやる気が湧いてきました。山本議員の足し算の思考で、あせらずに進んでいきたいと思います。家族の大切さ、あたたかさを再認識しました。大切な夫、子供たちをもっと大事にしたいです。すてきな笛の音と時間をありがとうございました。
命ある限り生きていける。楽しみを感じながらこの舞台を観ていました。すばらしかったです。田中健さんのケーナもとっても素敵でした。これからも全力で生きていきます。ありがとうございました。
とても感動しました。私も主人を7年前に亡くしました。この震災も乗り越えました。きょうの山本様の生きる力を原動力に頑張ります。田中健さん、ありがとうございます。
命 命 命 孝史様 奥様 大切にします ありがとう DAN様 我々 必ず花を咲かせます ありがとう ありがとう
感動しました。命、命ある限り希望をもって生きなければとつくづく思いました。山本さんのような方が、もっともっと長生きして頑張ってもらいたかったと、残念です。田中健さんがこんなに歌が上手だとは思いませんでした。若い方の歌も、一生懸命で嬉しくなります。
本当に大切な命 あらためて思います。
生命の大切さを感じました。ありがとう。
いのちの たいせつさをわかった。
命を大切にしようと思いました。
感動しました 命の大切さ 意志半ばで逝ってしまった命 残念でなりません
母を9月に亡くしたばかりなので、母の事を思い出して涙が止まりませんでした。命の大切さ、本当に感じました。大切に生きていきたいと思いました。良かったです。ありがとうございました。
命の大切さを改めて感じました。人は一人では生きていけないこと、みんなの支えがあってこその今があることを感じました。
80才の私でも、このように感動することがあったのか、と涙ながらに聴かせていただきました。残り少ない人生を、命を大切に少しでも人の役に立つよう暮したいと思いました。どうもありがとうございます。
人の命って何! そんなに急いで逝かなくてもよいのに・・・。私自身多くの人の死に直面して・・・。感動して最初から最後まで涙でした。
大切な命を精一杯生きた姿に心打たれました。自分があと何ヶ月と告げられた時、こんなに過ごせるだろうか。奥様の支えも大変だったろうと思いますが、ストーリーの演出の中に流れていました。心に残ります。ありがとうございました。
最後まであきらめないで、一生懸命に生きる姿は自分を正してくれるような、希望を与えてくれるような気がしました。ご出演くださった方々に感謝いたします。
もっと生きたくても生きられない。また、もういい、死にたくても生かされる・・・。私はもうすぐ70才、いろいろありました。でも、これからはマイナスじゃなく、プラスの人生を考えようと思います。
田仲健さんを一目見たくて本日、来ました。それから、私の母親も震災で兄を亡くしてしまいましたので、‘兄のランドセル’というタイトルを見て母を連れて来ようと思いました。きょうは、来てよかったです。
涙が止まりませんでした。感動と勇気をいただき、きょうは来れて本当に良かった。
きょうは、あらためて生きる元気と勇気をいただきました。各地でこの公演をし、皆様に活力を与えて続けていただきたいと思います。
どこまでpureな心をもって壮絶な政治活動をした人がいたことを実感しました。山本さんてスゴイ! 大変な勇気をいただきました。
山本孝史さんが政界で活躍していた頃を覚えていました。壮絶な戦いをされていたこと、あらためて感動しました。生かされた者として、勇気をいただきました。ありがとうございました。
本当にきょうはこの場に来れて大変良かったと思います。「命の法案」にこのようなエピソードがあったとは思いませんでした。山本孝史さん、本当にありがとうございました。これからも全国の方にもっともっと知ってもらいたいと思います。頑張ってください。応援しています。私たちも又、明日から頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。
病気の身でありながら、2つの法案を通しました。その意欲と熱意には感動を受けました。皆さんの生の出演に感動を受けました。すばらしい演技でした。来てよかったと、感謝しています。「一日一善」、よく考えて、よき日々を送りたいと思います。
がん患者となったのは、使命・天命と語る山本議員の言葉は重く、自分のこれからに方向を示してくれました。私も10年前にがんを患った身。自分のこれからなすべきことを深く考え行動していきたい。自らを救った命だもの(釜石の場合)。~あなたのために~、これが自分の今の思いです。素晴らしい劇であり、演奏でした。「力」をありがとうございました。
私の夫も肺がんで亡くなりました。やっぱり分かった時は「余命6ヶ月、治療すれば1~2年と言われました。全く同じような宣告を受け、きょう、話を聴きながら、涙、涙でした。結婚生活43年でした。思い出をいっぱい夫よりもらい、思いでと共に頑張っております。
初めての朗読劇でした。私もがんとの闘いにて現在に至っています。きょうはありがとうございました。
きょうは、ありがとうございました。私の姉妹もがんで亡くなっているので思い出して・・・。今日一日を大切に生きたいと思います。
同じ病をもつ主人と暮しています。きょうは心に沁みるものがありました。頑張ってください。応援しています。
友人もがんに負けないようになってほしい。ありがとうございました。
政治家山本孝史さんという人はとてもすごい人ですね。自分自身ががんという大病で体調不良なのに、国会のために頑張る姿にとても感動しました。私の身近の人にもがん患者がいるので、その人を大切にしようと思います。
誰もがんになりたい人はいません。運命と思う人が多いはずです。でも、そのがんに最後まで強く生きた人がいた。ありがとうと言いたいです。田中健さんのケーナ、朗読、ありがとうございました。心から感謝申し上げます。
長く生きたいけど どのように生きるかを考えたい。このことを私も肝に銘じて残された時間を過ごせたら・・・と思います。ありがとうございました。
最後まで仕事に生きた姿は素晴らしい。「一日一生、一日一善、一日一仕事」。どのように生きようか? 使命・天命を感じながら人生を生きたいと思います。本日はありがとうございました。
DANさんの歌、最高。また、聴きたいです。山本さんのような政治家ばかりだったら、日本はよくなるのでしょうね。これからの人生を考えさせられました。「一日一生、一日一善、一日一仕事」、この言葉を胸に残り少なくなりましたが、生きようと思います。
自殺とがんの二つの法案に命をかけた山本さんの力、心から感謝いたします。
すみません。こんな素晴らしい議員さんがいらしたことを分からず・・・。感動いたしました。また、二人(田中健さんのケーナと山崎真行さんのフルート)の合奏、良かったです。前川弾さんの歌、ずいぶん、ずいぶん良かった。
このような素晴らしい政治家がいたことを初めて知りました。この朗読をもっとたくさんの人に聴いてほしいと思います。ありがとうございました。
大変、感銘いたしました。こんな素晴らしい人がいたのですね。最後のお二人の音楽もとても素敵でした。
がんと分かり、政治家をもっと頑張ってほしかったです。大変すばらしかった。涙が止まりませんでした。ありがとうございました。田仲健さん、恰好よかったです。DANさんの歌もすばらしかった。釜石からの歌手、ガンバレ!
私の夫は14年前に腎臓がんとうつでこの世を去りました。私は告知できませんでした。きょうの朗読劇は胸がしめつけられ涙なしでは聴いていられなかった。田仲健さん、すごく素敵でした。もっともっとたくさんの人に観てほしかったです。
奥様、ファイト! 旦那さんの分、長生きするよう心から祈ります。私も7年間泣きました。自殺で夫は59歳になったばかりで旅立ちました。あれから14年、私も59歳になりました。
自殺対策は「生きる」支援。きょうのステージが終わり釜石に何を残せたのでしょうか。心の中に残していけるもの、それは生きるためのあたたかいものであってほしい。きっと釜石の人たちは気づいていることでしょう。きょう、この会場にいられたこと、とても幸せです。ありがとう。
数年前、私の同級生が自ら命を絶ちました。なぜ? という思いで葬儀に参列しました。きょうの朗読劇で、いのちの政治家・山本孝史議員の自らの命をかけて2つの法案を成立させたことに感動しました。もっと生きていてほしかった!
人には天命・使命がありますよね。私は現在中学生のいじめによる自殺に心を痛めています。私にできることはないかと自問している毎日です。震災で、心ならずも亡くなった友人・知人のことを思うと涙が出ます。だから、命を大切にしてほしいんです。ケータイのモバイルで伝えることしかできませんが・・・。誰かが見てくれることを願っています。
私は、教員として特別支援教育に携わりました。担当していた生徒と普通学級の生徒とのかかわりを巧みに設けることで、荒れていた学校の雰囲気が変わり、全体生活が落ち着いたことを思い出します。
自殺のことも出ていましたが、7年間勤めたある職場で、大学を卒業したばかりの希望にあふれた女教師が、5月の半ば前に自殺した事を思い出しました。私自身もうつ病になり何度も自殺しかけました。震災後に家を建て替え、家族と共々生きていこうとしています。
私は4年ほど前から、自殺予防対策の一環としての「うつ」をテーマとしての人形劇に取り組み、独居老人編、オフィス編、子育て編の三作の公演活動をしてきました。今年、震災を、働き盛りの男性をテーマとして脚本作りに取り組んでおりますが、現在行き詰まり、進んでおりません。何かこのことで自分自身が精神的に追い込まれ筆が進まない状況でした。
『兄のランドセル』をお聴きかせいただき、励ましを受けた思いです。特に素人の方々の思いが、気持ちがストレートに伝わり、我々は高齢者素人の集まりですが、大きな励ましをいただきました。
私の母は今90歳を迎えようとしています。死を目前にしながらも生きようとしています。山本孝史さんの58歳のがん宣告は非情です。それでも政治家として最後まで頑張った姿を今の政治家たちは何と考えるているのでしょうか。
志をしっかり持って政治家になった山本さんの物語、とても感動と感謝の気持ちでいっぱいです。それに比べ今の政治家の方々はと考えさせられます。山本さんのようになぜ政治家になったのか今一度思い出してほしいと今の政治家の人たちに思うし、自分がどのような思いで政治家になったかの発表会をテレビで話してもらう企画をどこかの局がしていただければと思います。
また、DANさんの「命の花」、とても感動的な曲です。「人は皆 花だった 花は命の種を持つ」ととてもいい言葉で心を打ちました。頑張ってこの曲を広めてください。きょうは、ありがとうございました。
近く選挙があるようですが、今回の主人公のように志を持って立候補する方が何人いるかと思うと不安になります。誰に投票したらよいのか本当に困ってしまいます。志を持って生きる方がこの世に何人いるでしょう。そういう意味では幸せな方だと思います。生きる長さではないと思います。
見応えのある内容で大満足。とても素敵なひとときを過ごさせていただきました。
大変感激いたしました。その時の情景が目に浮かぶ様でした。田中健さんも素敵でした。握手してくれてありがとうございました。
感動しました。ありがとうございました。またの公演を楽しみにしています。
リハーサル風景(2012年11月24日)
特別出演
DAN(前川弾)さんが自作の東日本大震災をうたった「命の花」を熱唱。DANご家族も家も何もかも失い、現在、仮設住宅に衣類や装飾品のお店を開いています。弾さんは宝石のデザイン・加工も行う宝飾師でもあります。
「命の花」
作詞・作曲・歌 DAN(前川弾)
- 人は皆花だったんだ だから僕達は命の種を持つ
失った数の命の花を僕達で咲かせよう
繰り返す地鳴りに怯えながら家族を想い眠れない
なぜか夜空には 星が限りなく輝いていた
ガレキも山も線路も崖も 怯えることも忘れ
信じる力だけが足を踏み出す
必ず生きていると 必ず会えると
どこにいるの どこにいるの 届けたいこの想い
会いたい オー たとえどんな姿だったとしても
大きな波にのまれ 失った無数の命
与えられた命の一つ一つにみな感謝した
大きな波にのまれ 失った無数の思い出
与えられた悲しみも絶望も一度知れば 希望に変えられる - 人は皆花だったんだ だから僕達は命の種を持つ
失った数の夢のつづきを僕達で叶えよう
月日が流れ 現実に戻ることさえ怖いけど
同じ涙を背負った仲間がこんなにもいるよ
一人では生きられないことの本当の意味を知った
信じあう絆だけが生きる道を照らす
必ず立ち上がるよ 笑って生きていくよ
ありがとう ありがとう届けたいこの想い
ララララ ラーララー僕達の声をこの歌に乗せてー
大きな波にのまれ 届けられた無数の心
与えられた気持ち一つ一つにみな感謝した
大きな波にのまれ 届けられた無数の思い
与えられた優しさも励ましも全て希望に変わる
大きな波にのまれ 失った無数の命
与えられた命の一つ一つにみな感謝した
大きな波にのまれ 失った無数の思い出
与えられた悲しみも絶望も一度知れば 希望に変えられる
人は皆花だったんだ だから僕達は命の種を持つ
失った数の命の花を僕達で咲かせよう
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