第3回ふたつばセミナー「胸腺腫・胸腺がんの病理と治療」

国立がん研究センター築地キャンパス 新研究棟 セミナールーム
第3回 ふたつばセミナー
第3回 ふたつばセミナー

2019年5月19日(日)、国立がん研究センター築地キャンパスにて、第3回 ふたつばセミナー「胸腺腫・胸腺がんの病理と治療〜希少がんの現状と課題について考える〜」を開催しました。

北海道から沖縄まで約140名が参加。国立がん研究センターの後藤悌(やすし)医師が、会場入りされるやいなや「希少がん患者会の主催でこれほどの人が集まるとは・・・!」と感心しておられたのが印象的でした。

冒頭、主催者を代表して山本が、国立がんセンター希少がんセンターとの共催が実現したことへの感謝を述べ、患者・医療者・行政の三者の連携にて胸腺腫・胸腺がん患者をとりまく環境が少しでもよくなることを願う、と挨拶をしました。
山本は、シンポジウムの司会も務め、病理診断、放射線治療、ガイドライン、 標準治療、拠点化・集約化、医療者育成、難病指定、早期発見、コミュニケーションの課題など、多くの問題に ついて熱い議論をリード。患者会の果たす役割は大きく、患者と医療者、行政との連携が大きな力になることを確認しました。

最後に近藤セツ子ふたつば代表が、「今回の参加者は、いろいろな先生のお話が聴けて勉強になったのではないでしょうか、私たち患者が安心して生活できるよう、どこでも最良の同じ治療が受けられるようになることを願ってやみません。みんなで勉強して、より良い医療が受けられ、自分らしく生活できるように努力していきましょう」と締めくくりました。