朗読劇『兄のランドセル いのちの政治家 山本孝史物語』第5回 茨木公演

2016年1月16日 立命館いばらきフューチャープラザ・グランドホール(大阪府茨木市)

原作・脚本:「兄のランドセル」(山本ゆき著 朝日新聞出版)
演出:藤井裕也
プロデューサー:高山良寛
舞台監督:皿谷公男
出演:田中健 竹下景子 竹内凛太郎 中川浩三 フリハタ 西野恭之介 佐伯龍 中石昊希 内海梨南 小畑承士 井上一雄 岸中雅之 森哲哉 森田淑子 今井博子 鈴木快 水谷衛
特別出演:佐藤久男(NPO法人「蜘蛛の糸」理事長) 清水康之(NPO法人「ライフリンク」代表)
ケーナ:田中健
フルート:前川 弾 山﨑眞行 山﨑詔子
コロス:茨木市民の皆さん他
制作協力:立命館大学OIC地域連携課 立命館大学学生部OIC学生オフィス アクティオ CLICK! ビーナス サウンドスパイス 秋田ステージ Z system シナプス 西川印刷所
主催:茨木オークライオンズクラブ 共催:立命館大学校友会
後援:茨木市/茨木市教育委員会/茨木商工会議所/茨木市観光協会/朝日新聞社/産経新聞大阪本社 /読売新聞大阪本社/毎日新聞社/京都新聞/清水谷高校清友会
協力:あしなが育英会/山本孝史のいのちのバトン

御礼と経緯

茨木公演チラシ
茨木公演チラシ
この度の第5回朗読劇「兄のランドセル」茨木公演にお越しくださいました皆様、誠にありがとうございました。演出・スタッフ一同、心より御礼申し上げます。主催してくださいました茨木オークライオンズクラブの皆様、共催の立命館大学校友会ならびに立命館大学の関係者の皆様、そして後援、写真資料提供、協賛等でご協力、ご尽力くださいました皆々様、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

山本孝史の母校・立命館大学が2015年4月に大阪府茨木市に大阪いばらきキャンパスを開設、キャンパス内には大ホールが入る「立命館いばらきフューチャープラザ」も併設され、本公演は真新しいそのホールを使用させていただきました。そして立命館大学校友会共催の山本孝史物語には大変深い意義がありました。

山本が交通遺児救済運動を始めたきっかけは、立命館大学の3年生のときに出会ったあしなが学生街頭募金でした。以後、ボランティア活動に没頭していきますが、思いのままに活動できましたのは、ゼミの教授が「社会運動も大事だ」と理解を示してくださったからであり、また、学生の自主性を重視する母校の校風があったから、と山本は生前に語っておりました。いのちの政治家の活動がまさに大学時代から始まったのです。それゆえ、私は、若い人たち、特に山本の後輩たちに山本の生き方を知ってほしいと思っていましたので、本公演は願ってもないことでした。

主演は田中健さんと竹下景子さん、その他の出演者はオーディションを行い選考しました。健さん、竹下さんと共演できるとあって地元・茨木市で話題となり、5歳の子供から70代のご高齢の方まで、オーディションを受けに来られ、とてもユニークな人材が揃いました。ほとんどが演劇とは縁のなかった素人さんで、発声練習に始まり、藤井裕也監督の厳しい稽古に皆、必死についていき、脱落者はいませんでした。
今回、監督は舞台構成に「コロス」を取り入れられ、約50名の市民の方々が、台詞はありませんが、舞台上で劇の展開を見守り、時には感情を表し、時には山本孝史が築いた’人のネットワーク’となり、重要な役割を果たしてくださいました。

山本孝史のいのちへの思いを多く方々と共有できたことを大変嬉しく思っています。また、山本孝史ワールドにいざなってくださいました田中健さん、竹下景子さんにも心より感謝申し上げます。次はNHKホールで、と夢が膨らんだ第5回「兄のランドセル」公演でした。
皆様、本当にありがとうございました。(山本孝史のいのちのバトン代表 山本ゆき)

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