がん対策基本法 参院厚労委で全会一致で可決、成立

6月15日の参議院厚労委で、がん対策基本法を全会一致で可決しました。

委員会での法案採決に際して、19項目の附帯決議が付されました。日本がん患者団体協議会や癌と共に生きる会などからいただいた項目も盛り込むように努力しました。附帯決議は全会一致が原則ですので、ご要望に十分お応えできていない点は、お許しください。

法案は、成立させることも大事ですが、その後の運用をしっかり見守ることも大切です。今後とも皆さんと一緒に、がん対策基本法が本来の趣旨を発揮できるよう取り組んで参ります。

また、がん対策基本法が契機となって、他の慢性疾患や、患者数が少ないため施策が遅れている難治性疾患の医療水準を向上させるシステムも充実することにつながるよう、心して取り組みます。ともに頑張りましょう。

国会の実質的な最終日となる6月16日(金曜日)の参議院本会議で可決され、がん対策基本法が成立しました。