がん医療シンポジウム
NPO法人キャンサーネットジャパン主催(東京ウィメンズプラザ)
NPO法人キャンサーネットジャパン主催のシンポジウムに参加しました。
初めに、キャンサーネットジャパン代表の南雲吉則氏(整形外科医)から開会の挨拶があり、1部で、藤原康弘・国立がんセンター中央病院臨床検査部長による「欧米のがん治療標準薬は日本で本当に使えないの?」~抗がん剤治療の問題を考える上で知っておくべき事~ と題しての基調講演がありました。標準治療とは? 未承認薬とは? 適応外使用や例外的使用の制度などについて話されました。
2部のパネルディスカッションでは「抗がん剤治療を取り巻く種々の問題」について議論が交わされました。がん対策基本法の意義、専門職不足、未承認薬問題、適応症、施設間格差、高額化する新薬の負担は誰がするのかなど熱い討論が繰り広げられました。