21世紀の福祉社会を創る市民エキスポ2005
2005年5月14,15日 大阪・国際交流センター
「第3回21世紀の福祉社会を創る市民エキスポ2005」が、介護施設関係者や障害者ら500名が参加して国際交流センターで開かれました。「住み慣れた地域で、住み続けられる社会」をめざして、小規模多機能施設の展開や、障害者の移動の保障がテーマです。
「痴呆老人力を子育てに生かす」との理念から桑名市で「宅幼老所・桑名の宿」を運営する多湖光宗さん、高槻市でグループホームと街角デイハウスを一緒に運営し、地域の高齢者が集う場となっている「きらら」の松永美保子さん、診療所が核となって高齢者福祉を総合的に進める千里丘協立診療所の下野英世さん、知的障害者のグループホームを運営する山川宗計さんらのシンポジウムは、実に示唆に富んでいました。
「JRは車椅子では乗せてくれない時がある」と直訴されたり、「老健はサテライト施設は運営できないのか」と専門的な質問を受けたり、「国会議員は挨拶だけで帰られると思っていたのに」と驚かれたりと、有意義な楽しい一日でした。