肝炎シンポジウム
エルおおさか
第2の国民病といわれる「C型肝炎」患者の救済を求めるシンポジュウムエル大阪で開催されました。血液製剤フィブリノゲンによる薬害肝炎については訴訟も起こされている。
シンポジウムは、「肝炎の実態と患者救済の現状」と題し、飯野四郎氏(清川病院院長)、西村慎太郎氏(日本肝臓病患者団体協議会常任幹事)、花井十伍氏(大阪HIV訴訟原告代表)、甲斐みなみ氏(薬害肝炎被害救済弁護団)が意見を述べた。司会は山西美明氏(薬害肝炎被害救済弁護団大阪事務局長)。
司会者から発言を求められた山本は、「坂口厚労相は、輸血をすれば肝炎は避けられないという時代があったと弁明されたが、フィブリノゲン投与病院名の公表、有効な治療法の開発、相談体制の整備など、今すぐにでもできる課題の解決に向けて、政府挙げての取り組みを求めていきます」と決意を述べた。