認定NPO法人制度の改善を求める緊急集会・大阪

会場: 大阪NPOプラザ
共催:(特活)大阪NPOセンター (特活)関西NGO協議会 (特活)関西国際交流団体協議会 (特活)市民活動情報センター
協力: シーズ=市民活動を支える制度をつくる会 NPO/NGOに関する税・法人制度改革連絡会

コーディネーターの早瀬昇氏(社福 大阪ボランティア協会 理事・事務局長)
コーディネーターの早瀬昇氏(社福 大阪ボランティア協会 理事・事務局長)
写真左はコーディネーターの早瀬昇氏(社福 大阪ボランティア協会 理事・事務局長)

(社福)大阪ボランティア協会NPO推進センター主催の「認定NPO法人制度の改善を求める緊急集会・大阪」が大阪市福島区の大阪NPOプラザで開催され、約100名が参加し、議論が交わされました。

講師の松原明氏(市民活動を支える制度をつくる会事務局長)が、現在の認定NPO制度の問題点を解説し、手続きが煩雑で内容が複雑なため、NPO法人の多くが申請をあきらめてしまっている現状を説明しました。

「認定NPO法人制度」は、2001年10月にスタートしましたが、認定を取るための要件が非常に厳しく、2004年9月現在でわずか25法人しか認定されていません。NPO法人の数は18000以上ですから、わずか0.13%です。NPO/NGOに関する税・法人制度改革連絡会は、11月、12月に行なわれる政府や各政党での税制改正の検討に合わせて、政府、国会議員へ「認定NPO法人制度の改善に関する要望書」を提出することにしています。(山本ゆき)

講師の松原明氏(市民活動を支える制度をつくる会事務局長)
講師の松原明氏(市民活動を支える制度をつくる会事務局長)
会場には約100名の参加者
会場には約100名の参加者