在外被爆者への援護施策で広島へ
在外被爆者への援護施策の実施を求める大阪地裁判決を受けて、法整備を含めて検討を続けていますが、12月25日、広島県庁と広島市役所を訪問し、担当者と意見交換をしました。
あわせて、被団協の坪井直代表委員とも懇談。原爆を投下したB29「エノラゲイ」の米国スミソニアン博物館での展示に抗議するため訪米し、帰国したばかりの坪井さんは「エノラゲイを見た途端、58年前に、あの飛行機の下で自分たちがどんなだったかを思い出して、涙が溢れました」と語ってくださいました。
飛行機の歴史を展示するなら、B29はエノラゲイでなくても良いはずです。エノラゲイを展示する米国の無神経さには、驚きを越えて、怒りを覚えます。