男女共同参画イベント「語ろう!日本の年金」基調講演

大阪市・エルおおさかにて

民主党大阪府連男女共同参画委員会(委員長:山本修子大阪市会議員)主催の男女共同参画イベント「語ろう!日本の年金」が開催され、約200名が参加しました。

第一部の「基調講演」で山本は、「基礎年金は老後の生活費の基礎的な部分を支えるもの。すべての国民がそれぞれの所得に合わせて公平に負担することが望ましい」と、民主党の一元化案を説明しました。7日に与党による強行採決で成立した「年金改革法案」は、「皆年金」の理想から乖離していることや、法案採決の後に、法案の基本となる人口動態推計が厚労省から出され、少子化が予測以上に進展していることが明らかになるなど、問題点が多いことを批判しました。

 第二部のパネルデスカッションには、連合大阪の脇本ちよみ副事務局長、おだち源幸・民主党参院予定候補、山本がパネリストとして出席(司会は肥田美代子衆院議員)。連合の脇本さんからは、男女の賃金格差やパートタイム労働者の厚生年金加入問題が提示されました。公認会計士のおだちさんは、厚生年金保険料の会社負担が重く、会社を偽装解散する事例もあることから、年金制度は経済の逼迫を助長するだけであり、参議院議員に当選後は、真っ先に年金改革に取り組みたいと訴えました。

パネラー:左から肥田美代子衆議院議員、おだち源幸さん、山本、脇本ちよみさん
パネラー:左から肥田美代子衆議院議員、おだち源幸さん、山本、脇本ちよみさん