「被害者の声を聴く」NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター主催

クレオ大阪中央

NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター主催の「被害者支援市民講座」第1回「被害者の声を聴く」が開催されました。

第1部は、被害者たちが制作した人形劇「悲しみの果てに~絶望~」の上演、2部では、全国犯罪被害者の会・関西の坂井尚美さん、坂口まゆみさん、交通死遺族の会・命のメッセージ展実行委員の米村幸純さんの3人が、被害者としてのつらい経験を話されました。コーディネーターは、三木善彦大阪大学教授。
会場には、大阪府警の警察官や少年院の指導員、住職なども参加し、被害者の声に耳を傾けました。

一人でも多くの人が、被害者の生の声を聴き、被害者の苦しみを共有することが大切です。日本の司法制度の矛盾をただし、被害者の心のケアや日常生活の支援体制を整備し、少なくとも2次被害は防がなければならないと思いました。(山本ゆき)

左から三木教授、坂井さん、坂口さん、米村さん
左から三木教授、坂井さん、坂口さん、米村さん