障害者自立支援法を考える大阪のつどい(パートⅡ)
大阪・中央公会堂
障害者自立支援法を考える大阪のつどい(パートⅡ)が大阪市・中央公会堂で開催され、民主党を代表してあいさつしました。
「自立支援法案~なにが問題か」と題してシンポジウムも行なわれました。シンポジストは、家平悟(大阪 頸髄損傷者連絡会)、塚本雅治(大阪先進障害者連絡会)、吉川善章(大阪知的障害者福祉協会)、中井久仁夫(NPO大阪難病連)の各氏で、司会は楠敏雄・障大連議長が務めました。
自立支援法案については、メールマガジン「蝸牛のつぶやき」(7月31日号)をご覧ください。
関連ニュース FNN(フジテレビ系)7月28日のニュースから
参議院の厚生労働委員会で障害者自立支援法案の審議が始まる
参議院の厚生労働委員会で、28日から障害者自立支援法案の審議が始まった。法案が今国会で成立するかどうかは、波乱含みの情勢になっている。これまで把握できていなかった障害者の介助サービスの利用実態について、厚生労働省は、9月に調査結果が出ることを明らかにした。
民主党の山本孝史議員は「秋に決まってくるのなら、臨時国会で法案審議するのが最適だと思いますけれども」とただしたのに対し、尾辻厚労相は「1日も早い審議をお願いしたいというのが、私どもの思いでございます」と述べた。
何としても、今国会での法案成立を押し切る構えの政府・与党。対する民主党は、郵政解散をにらみながら、廃案に持ち込む方針を固めた。
郵政法案によって、審議日程が厳しくなっていることについて聞くと、民主党の今泉国対委員長は「物理的に無理なんですよね。よほどそこで手抜きをするか、強引な手法を取らない限り、これは廃案になって当たり前の法案なんです」と述べた。
国会会期は8月13日までで、衆議院で積み残した疑問や不安に答えは出るのか、障害者はかたずを飲んで見守っている。