自殺予防対策シンポジウム
参議院議員会館
NPO法人ライフリンク(代表=清水康之)による「自殺予防シンポジウム」が、肉親が自殺されたご家族や自殺未遂者、自殺予防活動の関係者など約150名の参加を得て、参議院議員会館で開催されました。
シンポジウムの第1部では、倒産から自殺を考えた体験から、経営者の自殺予防活動を行っている秋田の佐藤さんと、ご主人を自殺で亡くした南部さんが体験談を語ってくださり、第2部では、各地で自殺予防活動を展開している6名のパネリストから取り組みが発表されました。
会場には、参加の呼びかけに応じた国会議員や秘書30名余りも出席。尾辻厚労相も、多忙な公務をやり繰りして参加。各地の活動団体が共同でまとめた「自殺総合対策の実現に向けて」と題された「国への5つの提言」(NPO法人ライフリンク発行PDF中)に対して、尾辻大臣は「関係省庁と連絡しながら、取り組みを進めていきたい」と述べました。