介護保険実施へ 実態認識甘い厚生省
衆議院
1999年6月8日 厚生委員会で質問
介護保険
実施先送り論をはねのけて、来年4月の介護保険制度スタートに向けて準備を進める厚生省だが、制度の不安や疑問には十分に答えず、介護現場の実状認識の甘さが目立った(1,低所得者への思い負担の軽減は具体策なし、2,作成された介護プランの妥当性を検証する手だてなし等)。
一方で、新ゴールドプランに続く新たな介護基盤整備計画の作成、市町村での苦情処理への対応、在宅高齢者保険福祉推進事業補助費の拡充、ヘルパー養成時間は短縮しない等の考えを示した。