公述人、抗議の退席!

衆議院

1999年11月25日 厚生委員会で中央公聴会

国民年金法改正案質疑(中央公聴会)

年金審議会委員や、学識経験者などを呼んでの中央公聴会を開会。意見を聞く前に、江口委員長が「明日、本法案を採決する」と言ったので、委員会は大混乱。一般公募されて出席した笹森公述人が「それでは、私たちの意見を聞くだけのポーズに過ぎない。形式的な国会運営に反対だ」と抗議の退席。伊藤衆議院議長も「同じ思いだ」と述べた。基礎年金税方式化や、厚生年金の支給開始年齢の65歳への引き上げなど、公述人の意見は一致しない。争点が一層明らかになった。