労働者派遣法・職業安定法改正案
参議院
2003年5月23日 参議院本会議で代表質問
5月23日の参議院本会議で労働者派遣法・職業安定法の改正案に対して、会派を代表して質問しました。
派遣やパートなど、働き方が多様化していますが、民主党は「派遣やパートによる正社員の代替雇用を推進するのではなく、均等待遇の原則の下、正社員の就業形態を多様化することで、多様な働き方を実現すべきである」と考えています。一方、政府は、「雇用関係は、使用者と被使用者との自由契約に基づいている」との立場に立って、規制強化(介入)には消極的です。
「働く姿」はこのようにありたいという理想を掲げ、その実現に向けて、経済原則で動いている企業に理解と協力を求めていく、時には企業側の抵抗を押しとどめて、労働者保護政策を講じていくのが、政治だと思うのです。