坂口厚相に、「何でやねん?!」を連発

参議院

2002年3月19日 厚生労働委員会で質問

一般質疑(在外被爆者、薬害ヤコブ、スティーブンジョンソン症候群、救急医療、看護婦国家試験、食の安全、高校生の就職問題)

厚労大臣への一般質疑。在外被爆者の援護問題で、「最終的な解決策を講じない前に政省令を改正して、在外被爆者を援護法の対象外にすべきでない」と慎重な対応を求めたが、坂口厚相は姿勢を変えなかった。

大阪府の女性がヤコブ病で死亡したことに関連して、硬膜移植者のカルテの病院での保存を求めたところ、坂口厚相は対応を約束。風邪薬でも起きる副作用のスティーブンス・ジョンソン症候群被害者救済問題では、「薬の副作用被害は薬害とは異なる」ため「医薬品を承認した国に責任はない」と繰り返した。今年の看護婦国家試験は難問が多すぎたとの指摘を厚労省は認め、合格基準を作成し公表すると約束。

この他、救急救命士の業務拡大、高卒就職の雇用慣行の見直しについても質問に取り上げた。