基礎年金の国庫負担引き上げ時期を明示せず
衆議院
2000年3月24日 厚生委員会で質問
年金法 (将来像、基礎年金の国庫負担率引き上げ、 厚生年金基金の代行返上)
「これで最後の改正か」との質問に、丹羽厚相は「2割の負担、6割の給付という基本的枠組みは変わらない」と答弁。基礎年金国庫負担の2分の1への引き上げ時期について、丹羽厚相は「前回は法案付則で引き上げに触れ、付帯決議で2分の1と明記した。今回は付則で2分の1と書いている」。これだけでも進歩だと言わんばかりの発言をする。何という詭弁。厚生年金基金の代行返上論に対して、丹羽厚相は「(返上は)サラリーマンや年金加入者にとって大変大きなデメリット」と答弁。