年金法案審議
参議院
2004年6月10日 厚生労働委員会で質問
山本の質問については、新聞等のマスコミで大きく取り上げられましたので「読売新聞」と「時事通信」からの記事を掲載します。
出生率低下で年金財政悪化…官房長官「即断できぬ」(2004/6/10/13:16 読売新聞)
細田官房長官は10日午前の記者会見で、2003年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に生む子供の数)が過去最低の1・29に低下する見通しとなり、 将来の年金財政が厳しくなるとの見方が出ていることについて、「どんどん下がっていく認識ではない。そこまで即断できない」と強調した。
年金改革関連法の成立前に公表しなかったことについては、「(法案審議への影響を避けたとは)承知していない。そういうことは普通しない」と述べた。
この点について、民主党の山本孝史参院議員は10日午前の参院厚生労働委員会で、「出生率の公表が(年金法成立より)遅れた理由が隠ぺい体質だと、国民の年金制度への不信が強まる。正確な情報を知らせるべきだ」と指摘した。
保険料無駄遣い是正へ監視組織 社会保険庁改革で-坂口厚労相(時事)
坂口力厚生労働相は10日の参院厚生労働委員会で、保険料の無駄遣いなどが批判を浴びている社会保険庁の改革に関連して、有識者や被保険者などが参加した運営監視委員会のような組織を発足させる方針を明らかにした。山本孝史議員(民主)の質問に対する答弁。