身体障害者補助犬法案とビル管法改正案
参議院
2002年5月21日 厚生労働委員会で質疑
身体障害者補助犬法、ビル管法改正案(厚労省所管国家試験合格率、介助犬認定基準、盲導犬育成、シックハウス問題)
身体障害者補助犬の認定基準は、ほえない、かみつかないなどであり、利用者の動作を補助する能力については問わないことに疑義を呈する。また、盲導犬の育成・普及や、社会全体での補助犬の受け入れに関する施策を充実するよう、厚労省に要請した。
シックハウス問題対策としてのビル管法改正案(民主党提出議員立法)について質問。化学物質過敏症を防ぐには、化学物質濃度が高い建材を使わなくすることがまずもって不可欠と、規制の強化を訴える。
厚労相は、「化学物質過敏症は大した病気じゃないという認識が強かったがそこから改めなければならない。換気によって基準がクリアされるのではなく締め切った環境でもクリアできるような建材を使ってもらうべき」と答弁。議員立法によって、問題に対する深い議論が展開できたと感じた。