郵便番号7桁化と郵便料金の据え置きについて
衆議院
1998年7月28日 質問主意書
今年の2月から郵便番号7桁化が実施されている。「なるべく安い郵便料金をできるだけ長く維持するために必要なもの」と郵政省は、必要性を力説する。 では、いつまで料金改定を避けられるのかと、質問主意書で訊ねた。
郵政審議会は、「郵便局経営の効率化を推進し、平成17年まで手紙・はがきの料金を据え置く」と「公約」している。この答申があるから、高額の郵便番号読み取り機が導入されているのだが、答弁書ではその時期の明言を避けた。公約は早くも反故にされている。
さらに問題なのは、郵便事業の収支状況の見通し、郵便料の推移予測、郵便事業従事者の人員配置や削減計画を持っていないと答弁したことだ(本当なのです!)。国営事業のあり方を問わねばならない。