雇用保険法改正案

参議院

2003年4月22日 厚生労働委員会で質問

冒頭、5月1日とされている施行日まで数日しかないが、施行日を遅らせる考えはないかと尋ねました(変更する考えはないと坂口大臣)。

続いて、最近の労働行政について坂口厚労相に、「労基法を改正して、解雇を容易にする一方で、失業者への給付は減額する。さらに、派遣労働や裁量労働制が広がることを厚労省は容認しているが、いったい、厚労省は企業の味方か、あるいは労働者の味方か」と直球を投げました。

坂口大臣は「公労使で協議して決めているので、どちらの立場でもありません」。

それは百も承知。されど、厳しい雇用環境に置かれている労働者への想いが聞きたかったです。

このほか、厳しい状況の高卒就職難への対応、緊急地域雇用創出特別交付金の雇用創出効果などについて質問しました。