部落解放共闘女性連絡会議20周年記念
大阪市天王寺区・アウィーナ大阪
あらゆる差別、特に女性差別と闘ってきた部落開放共闘女性連絡会議が20周年を迎え、語り合う会が開催されました。女性会議は毎年、研修会も開催しており、つれあいがここ4年参加しています。「つながりあい、まなびあい 20周年をこえて」と題した記念誌から抜粋して、女性会議の活動を紹介します。
「ミスコン反対の取り組みにめぐり合えたことは、その後の自分の運動にとってよかったと思っています。女性差別に気づかせてくれたのはそのときの仲間です」(山中米子・女性連絡会議事務局長)
「春の一泊研修会、秋の平和学習会にはいつも楽しんで参加しています。昨年春は、毎日新聞社「世界子ども救援キャンペーン」取材班の高尾具成記者のアフガニスタンの子どもたちの映像と講演。秋にはフォトジャーナリスト豊田直巳さんのイラクの子どもたちの現状を学びました。これからも日本の子どもたちと同時に世界の動きと子どもたち女性たちのことを思い考えて現状をよく見てよく知っていきたいと思います」(村田孝子・女性連絡会議代表)
「チビ・ブス・カッペ」に抗議した紀伊国屋事件、勝間前代議長も大奮闘のあの闘いから20年、「こわ~い」女性たちが、ある時は机をたたいて、ある時は相手の懐に刀を持って入り、「女性差別はアカンねん」と、どれだけ企業を、行政を動かしてきたか、それが「連絡会議」の歴史ではなかったでしょうか。」(永久睦子・女性連絡会議代表)