がん患者会懇談会、チャリティ会
なんば花月で「がん患者ネット」主催のチャリテイ会が開催されました。特別ゲストは、肺がんを克服し、趣味の落語に磨きをかけて全国で公演を続ける樋口強さん。落語「病院日記」の中の「がんと闘っている人は、みんな金メダル」の言葉が胸に響きました。
吉本の舞台でも、宮川大助・花子さんが登場。結婚12年目に、花子さんが胃がんの手術を受けた。その時のお二人の気持ちを笑いに包んでのトーク。それから18年も経つと聞いて驚きました。会場を埋めた患者や家族が大いに励まされた時間でした。
チャリテイ会に多くの患者の団体が集まる機会を生かそうと、患者会の懇談会も開催されました。初めての試みでしたが、16団体から30名もの参加がありました。大阪府からも、府健康福祉部地域保健福祉室 健康づくり感染症課 がん・生活習慣病グループの佐藤敏彦課長補佐も出席してくださいました。
平成20年4月から、医療計画・健康増進計画・医療費適正化計画が同時にスタートします。今後、がん医療の水準向上にとどまらず、医療提供体制の大幅な見直しが都道府県段階で進められます。患者会も、大いに意見を述べ、政策に反映させていく必要があります。