大阪ボランティア協会40周年座談会「開拓・アクション活動とボランティア協会」
大阪・北区
大阪ボランティア協会創立40周年記念誌の発行に向けて、岡本栄一理事長、障害者運動の先頭に立つ牧口一二さんと私の座談会がありました。
私は、78年に立命館大学生となってから、夏は京都YMCAキャンプ場でのリーダー活動、70年の万博では会場での障害者の介助活動など、ボランティア活動に参加していました。大阪ボラ協の初級ボランティア講座にも参加し、それが大阪ボラ協との係りの始まりです。全国学生交通遺児育英募金を呼びかけていた秋田大学生に出会ったのもボラ協でした。以後、私は、交通遺児と母子家庭の支援活動、今で言う「あしなが運動」に全身全霊を傾けることになります。
当時は学生運動全盛期でしたが、私はイデオロギー闘争ではなく、交通事故という文明の影にどのように向き合えばいいのか、政治・行政と民間活動の協働はどうあるべきかと真剣に悩み考え、社会問題と闘っておりました。
私の活動・思考の原点は大阪ボラ協にあり、ボラ協は私を育てた場所でもあります。