強行採決への抗議書を倉田議長に提出
民主党の藁科参議院会長と山本は7日、倉田参議院議長に対して、3日の参院厚生労働委員会での強行採決を追認し、4日に本会議を開催したこと、また、5日未明の参院本会議での議事進行には、重大な瑕疵があることなどを理由に、抗議文を提出しました。
多数をもって議会運営をすることは、良識の府と言われる参議院の在り方に重大な影響をもたらすと民主党は抗議しましたが、自民党出身の倉田議長は、明確な答弁を避けました。
今回の強行採決から本会議での混乱にいたる経緯は、決して繰り返してはならない。そのことを与野党ともに考えなければならないのですが、議長の主体性の無さに脱力感すら覚えました。