交通事故調書の早期開示を求める被害者連絡会関西集会
クレオ大阪中央
交通事故調書の早期開示を求める被害者連絡会関西集会が天王寺区のクレオ大阪中央で開かれ約100名が参加。連絡会は、交通事故で肉親を亡くした遺族や被害者たちが中心となって9月に結成されました。
連絡会は 「実況見分調書など捜査資料が加害者の刑事処分が決まるまで開示されず、ずさんな捜査も闇に葬られてる。真実を知った上で、被害者と加害者が同じ土俵に立てる環境を整えてほしい」と訴えてきました。
被害者家族の鬼澤雅弘氏、被害者遺族の池田貢氏、薮田茂氏がそれぞれ、スライドを使って事例を報告し、フリージャーナリストの柳原三佳さんが「交通事故の二次被害の実態」について話し、弁護士の松本誠氏が「非開示によって、現在の起訴率がたった11%となっている現状を報告しました。
連絡会は、署名活動を行っており、法務省に改善を求めていく考えです。(山本ゆき 参加)